JATA奥山氏、ゼロ・コミッションの流れに「共存が重要」−要望も視野
日本旅行業協会(JATA)事務局長の奥山隆哉氏は、日本航空(JL)が発券手数料を廃止する方針について、「現実的に、個札・団体を含めて国際航空券の85%は旅行会社経由で販売されている。航空会社の苦しい事情も分かるが、win-winで『持ちつ持たれつ』の関係は崩してはならない」とコメントした。特に旅行会社経由の販売と航空会社の直販の間で競争条件が異なってはならないとの考えで、「公平さが欠けてはならない」と強調。今後については、「JATA会員各社の意見を聞きつつ、適切に要望していきたい」との考えを示した。
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