ブリティッシュ・エアウェイズ、大西洋横断ジェット機就航50周年でイベント

  • 2008年10月9日
 ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は10月4日、世界初の大西洋横断ジェット旅客機の就航から50年が経過したことを記念し、ロンドンでイベントを開催した。イベントでは、50年前のフライトに搭乗した人の中で、当時22歳と最も若かったブライアン・バーネットさんを同じルートで飛行するフライトに招待。機内では当時のユニフォームを着た客室乗務員が旅客を迎え、1950年代に提供していたカクテルを振舞った。

 BAによると、現在72歳になるバーネットさんは、「初フライトは幸運にも新聞の公募欄でチケットを獲得したものでした。当時最も速く、豪華な歴史的大西洋横断のフライトを体験してから50年。さらに快適で素晴らしくなった飛行機とサービスを体験してお祝いできることを光栄に思います」と語った。

 なお1958年10月4日、BAの前身である英国海外航空(BOAC)はジェット旅客機のデ・ハビランド・コメット4をロンドン/ニューヨーク間に就航、それまでの東回りのルートに比べ、所要時間を6時間短縮した。