問 タイで最高の地位と格式を誇る仏教寺院「ワット・プラ・ケオ」の別名は次のうちどれか
A サファイア寺院
B ダイヤモンド寺院
C エメラルド寺院
D ゴールド寺院
――正解は最下行へ
ココに注目!
▽リピーターを魅了する多彩な魅力

高層ビルが建ち並び、その周辺には荘厳で華麗な寺院が点在する。首都として政治経済の中枢が集まる現代的な面と、悠久の歴史や人々の文化を感じさせる両面が、観光地としてのバンコクの魅力だ。豪華絢爛な寺院が建ち並ぶ王宮周辺、活気と喧騒であふれるチャイナ・タウン、映画館やブティック、デパートが並ぶサイアム・スクエアとラチャダムリ通り周辺などなど、見どころは尽きない。さらにバンコクから1時間ほど郊外へ足を伸ばせば、首都の景観から一転してのどかな自然が広がる。シティと自然の両方を楽しむことが可能で、これがバンコクに多くのリピーターを魅了させる理由の一つといえるだろう。
▽文化、宗教の中心地、王宮周辺

バンコクの観光スポットは多いが、なかでも観光で忘れてならないのが王宮周辺。歴代の王が建立した宮殿群のある王宮はもちろん、タイで最高の地位と格式を誇る仏教寺院で王宮の守護寺である「ワット・プラ・ケオ」は見逃せないポイントだ。本堂には翡翠でできたエメラルド色に輝く高さ66センチメートルの本尊が安置されており、別名「エメラルド寺院」とも呼ばれている。このほか、バンコクで最大かつ最古の歴史があり、「リクライニング・ブッダ」として親しまれる巨大な寝釈迦仏がある「ワット・ポー」、「暁の寺」として知られる「ワット・アルン」などの人気の観光スポットがあるのも、王宮周辺だ。
▽バンコクの日常に触れる

現在のバンコクの日常風景を知るなら、サイアム・スクエアとラチャダムリ通り、スクンビット通りの周辺へ。ショッピングセンターやデパート、スーパーが集まり、伝統工芸品からタイの最新トレンド、ブランド品まで、幅広いショッピングが楽しめる。チャトゥチャック公園で土曜日と日曜日に開催される巨大なマーケット「チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット」はバンコク名物といわれ、1万店以上の店舗が雑貨から衣料品、食器やペットまで、バンコクのライフスタイルを反映した品々が販売されている。また、タイらしさといえば、ダヌアン・サドアクの水上マーケットもお勧め。野菜や果物、肉や魚を積んだ小船が行き交う風景が見られる。
▽バンコクから足を伸ばして

バンコク近郊には、地方の伝統家屋や工芸品、生活用品を展示した「バンサイ民芸文化村」などのテーマパークや、映画「戦場に架ける橋」の舞台にもなったクウェー川鉄橋のあるカンチャナブリ、世界最大といわれる巨大な金色の仏塔「プラ・パトム・チェディ」があるナコン・パトムなどがあり、バンコクを拠点にしたショートトリップを組み入れることで旅行の幅がぐっと広がる。特に、アユタヤ王朝の都のあった、古代都市アユタヤは欠かせない。高さ5メートルの巨大な釈迦涅槃像のある「ワット・ロカヤ・スタ」や木の根の間に埋め込まれた仏像で有名な「ワット・プラ・マハタート」などが有名で、1991年に世界遺産に登録されたのを機に、遺跡ライトアップするイベントも毎日実施されている。
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