JTB西日本、インバウンドのコンサルティング事業を開始、専用デスク開設

  • 2008年10月8日
 JTB西日本は10月1日から、「インバウンド向けプロモーションデスク」を開設、訪日外国人をターゲットとしたビジネス展開を希望する企業に対し、広告や販売促進活動に関するコンサルティング事業を開始する。ジェイティービーでは各事業会社で、顧客からの要望に応じ、これまでのインバウンド事業のノウハウを活かしたコンサルティングやプロモーションを実施していたが、専門のデスクを開設するのは今回が初めて。

 JTB西日本でも顧客からのインバウンドのビジネスに向け要望があり、西日本EC営業部が法人企業に対する「地域活性化」「国際交流」「観光振興」などの提案や、訪日外国人旅行をサポートするフリーペーパーの発行やドラッグストアなどにコンサルティングをしていた。さらに今回、訪日外国人を取り込みたい企業30社に聞き取り調査をしたところ、約90%の企業が訪日外国人の消費活動に興味があるものの、「具体的に何をして良いのか分からない」との回答が多かったという。

 同デスクの主なサービスは(1)セミナー開催、(2)リサーチ業務、(3)ウェブサイト上でのプロモーション事例の共有化、(4)電話相談の4点。このうち、(2)のリサーチ業務は11月から、ツアーの参加者の移動時間を活用し、バス社内などで商品のサンプリングや店舗の感想についてグループインタビューを実施する。また、(3)の事例の共有化については10月6日から、インバウンド観光のポータルサイト「やまとごころ.jp」の協力を得て、同サイト上に開設する「解決!インバウンド」コーナーで展開。さらに(4)の電話相談については、10月10日から10月31日までの平日は期間限定で特設ダイヤルを開設し無料で相談を受け付ける。


▽無料電話相談
期間:10月10日〜10月31日 平日(午前9時30分〜午後12時00分、午後1時00分〜午後5時30分)
特設ダイヤル:06-6263-1896(訪日外国人プロモーションデスク内)


▽やまとごころ.jp
http://www.yamatogokoro.jp/