パプアニューギニア、サーフィンで新SITに着手、プロジェクト開始

サーフィン・キッズプロジェクトは、今年3月に雑誌の取材で現地を訪れた日本人のプロサーファーの吉川共久氏と堀口真平氏が提案したもの。サーフボードの不足で満足にサーフィンが出来ない子供たちに、日本で使用されていないサーフボートを送り、日本人のプロサーファーによるレッスンも実施するものだ。これにあわせ、同観光局で特設ページを開設、雑誌などメディアでの露出を高めるほか、旅行会社の参加を促す。旅行会社を通してパプアニューギニアへ行く旅行者に募り、その人がサーフボードを届ける、あるいはサーフボードを届けることを目的としたツアー造成を働きかけている。これを受け、エス・ティー・ワールドでは今回のプロジェクトを活用したサーフボードを届けるツアーを設定。同じ条件のツアーと比べ、1万円安価な旅行代金とした。同観光局では、今後のツアー促進に向け、セールスツールとしてステッカーを用意したほか、ブローシャーサポートなど予算的な補助を検討している。また、ニューギニア航空(PX)は通常の受託手荷物のほか、サーフィン関係の手荷物はボード1枚と関連する部材が15キロまで無料。ただし、PXも同プロジェクトの協賛コースの参加者へ優遇措置を実施することを検討している。

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◆パプアニューギニア、SITで年10%増へ、各テーマの集客高め、相対数増加に(2008/09/17)
※修正案内 (編集部 9月26日 21時00分)
修正:PXの受託手荷物の許容量について
前 ニューギニア航空(PX)は受託手荷物1個のほか、サーフィンやダイビング関連の受託手荷物は15キロまで無料で受け付けており、サーフィンボードなら4本程度は預けられるという。
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後 ニューギニア航空(PX)は通常の受託手荷物のほか、サーフィン関係の手荷物はボード1枚と関連する部材が15キロまで無料。ただし、PXも同プロジェクトの協賛コースの参加者へ優遇措置を実施することを検討している。