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フィリピン航空、燃油サーチャージ額を値上げ−今年度中の円建ては予定なし

  • 2008年9月9日
 フィリピン航空(PR)は10月1日から12月31日発券分までの日本/フィリピン間の燃油サーチャージ額を、1区間につき95米ドル(約1万300円)に設定し、国土交通省に申請した。これは現在の66米ドル(約7200円)から約29米ドル(約3100円)の値上げとなる。ただし、座席を使用しない幼児は対象外。国内線の燃油サーチャージ額は現行通りで、マニラ/セブ間であれば36米ドル(約3900円)。また、航空保険料を国際線各区間について3.2米ドル(約350円)徴収する。

 なお、今後の円建て徴収の可能性について、「今年度中は予定はない」という。旅行会社から要望は出ており、「日本側としては(円建て徴収に)していきたいものの、現時点では本社のシステムが煩雑になってしまうためできない」とした。