ゴールドコースト観光局など、体験を前面に12月から業界向けキャンペーン

ゴールドコースト観光局とクイーンズランド観光公社、オーストラリア政府観光局(TA)は共同で、業界向けに「ゴールドコーストキャンペーン」を展開する。これは12月1日から来年4月17日までの期間限定で、会員制の「ノースクリフ・ライフセービング・クラブ」と提携し、日本市場を対象に利用できるようにしたもの。日本人スタッフが常駐し、ビーチでの遊び方を教えたり、地元ライフセーバーとの写真撮影、パラソル利用券や日焼け止めなどの無料提供を実施する。現在既に、旅行会社7社とパッケージ商品を造成。さらに、ビーチでのパーティやライフセーバーのデモンストレーションなど、個別のリクエストにも応じる。
さらに、パッケージ商品の送客が減少しているため、ターゲットごとに体験プログラムを紹介した資料を作成した。今後も旅行業界を対象に説明会やワークショップを開催し、体験型のプログラムを紹介する。さらにプライス氏は、「円安、原油高騰などの影響から海外旅行が低迷するものの、体験型、インタラクティブ型の旅行を伝えたい」と話し、目的意識の強い渡航需要に期待を示した。