AF/KL日本支社長、9月1日付けでベルナール・オーブルトン氏が着任

  • 2008年8月29日
 エールフランス航空(AF)、KLMオランダ航空(KL)日本支社長のクロード・テヌヴァン氏に代わり、9月1日からベルナール・オーブルトン氏が就任する。テヌヴァン氏は2003年8月にAF日本支社長として着任、2006年11月にAF、KLの経営統合を受けた日本支社の統合から両社の日本支社長を兼任していた。今後は、エールフランスグループのケータリング/ハンドリング専門会社のセルヴェール社の営業統括担当上席副社長に就任する。

 オーブルトン氏(写真右)は1980年にAF入社後、本社で要職を歴任後、バンコクでタイ・カンボジア・ラオス・ミャンマー支社長、香港で中国・香港および台湾支社長、ドバイで湾岸・サウジアラビア・イラン・パキスタン地区担当支社長として活躍、AF/KLの日本支社長として着任する。

 8月28日に東京都内で開催したレセプションで、エールフランス/KLMオランダ航空副社長アジア太平洋地区担当最高責任者のマーニクス・フラウイテマ氏は「日本市場でヨーロッパの航空会社として東京、名古屋、大阪のゲートウェイを維持するための投資を継続。AFはA380型機を成田線の投入、KLはボーイング777型機の新機材を投入する」と、市場を重視する姿勢を強調。テヌヴァン氏は、この5年を振り返り、「良い時期も困難な時期もあった」とし、特にAF、KLの支社の統合、および販売形態の変化に理解を示した旅行会社に対して感謝の意を表明した。オーブルトン氏は「1983年に仕事で日本に2週間滞在したときから、日本で仕事をしたいと思っていた。日本の価値を取り入れながら仕事をしていきたい」と挨拶をした。