エア・ドゥ、札幌/仙台線を11月から新規就航−年間目標搭乗率は70%

  • 2008年8月28日
 エア・ドゥ(HD)は今年11月1日から、札幌/仙台線を新たに開設、1日6便で運航する。北海道と各都市を結ぶネットワークの拡大、新たな収益基盤の確保が、路線開設の目的。また、札幌/仙台線の年間利用者が76万人で、他の地方都市と比べて需要が多いことも就航決定の判断とした。札幌/仙台線の利用者のち60%がビジネス客のため、特にビジネス需要を見込み、年間搭乗率の目標を70%に設定。レジャー需要の強い羽田線と比べて、新たなマーケットの取り込みに期待している。

 使用機材はボーイング737−500型機で126席。運賃は11月1日から3月31日の通常期で、往復運賃は2万5200円、片道運賃は2万7400円などで設定。運航スケジュールは下記の通り。

 なお、同路線は全便で全日空(NH)と共同運航する。NHは下期の路線計画で、11月1日から1日5往復から7往復を運航していた同路線を、1日3往復に減便すると発表していた。


▽HD 札幌/仙台線 運航スケジュール
HD50便 CTS 08時45分発/SDJ 09時55分着
HD54便 CTS 12時10分発/SDJ 13時20分着
HD58便 CTS 17時00分発/SDJ 18時10分着

HD51便 SDJ 10時25分発/CTS 11時40分着
HD55便 SDJ 14時05分発/CTS 15時20分着
HD59便 SDJ 18時45分発/CTS 20時00分着