フレンチ・コネクション、FIT向けにパリから地方都市への周遊型旅行を提案

昨年7月にパリ市内で導入したレンタサイクルの「ヴェリブ」には日本語の案内が新たに追加され、昨年6月にはフランスの東西を結ぶ高速列車TGV東ヨーロッパ線が開通するなど、FIT旅行者にとって利便性が高まっており、レイル・ヨーロッパ在日代表の加々美恵理氏は、「街の中心に到着できることが魅力」と話した。フランス政観では、パリからTGVで約1時間30分のナンシーで楽しめるアール・ヌーボー発祥地ならではの街並みや、パリから在来線で約1時間30分のルーアンではモネら印象派画家の足跡をたどるルートなど鉄道を利用したパリからの小旅行を提案した。
フランス政観プロモーション担当の増田しのぶ氏は、「鉄道やレンタカーで行くことのできる地方都市や町が増えている」として、新たなデスティネーションの紹介を進めることで地方都市への滞在型旅行の需要喚起を図りたい考えだ。