アジア太平洋、「必ず訪れたい」旅行先の1位はオーストラリア−ビザ調査

  • 2008年7月2日
 ビザ・インターナショナルの調査によると、アジア太平洋地域で「必ず訪れたい」旅行先に全回答者の63%を占め、オーストラリアが1位となった。2位以下は、シンガポール(42%)、ニュージーランド(41%)、日本(40%)、インド(27%)と続いている。調査は9つの国・地域の4500人以上を対象に実施。オーストラリアは全ての国と地域で1位、または2位を獲得した。太平洋アジア観光協会(PATA)によると、調査対象の地域からオーストラリアへの訪問者数は年率で約3.4%増であり、2007年の実績は270万人にのぼる。なお、2010年には300万人が見込まれている。

 2位のシンガポールは、特にインド(76%)で高く支持されている。次いで、ニュージーランドはオーストラリアの回答者の59%が1位に選び、その一方でニュージーランドでも回答者の60%がオーストラリアを1位にあげた。日本は香港(77%)、台湾(78%)、シンガポール(64%)での人気が高く、インドは自国の回答者の半数以上が国内旅行に興味を示していることが明らかとなった。