オアフ観光局・三枝氏、「観光局は新たな段階へ」、予約行動の促進視野に

ただし、三枝氏は、一般的な観光局の業務について「ブランディングが主流だが、今はその次の段階に来ている」とし、「ピーアールにとどまらず、消費者の旅行したいと思った時に次の行動に繋げること、つまり予約しやすい環境を提供する方法も検討したい」と、一歩踏み込んだ方策を検討していることを明かした。具体策は決定していないが、「例えば今までは全市場に向けた展開であったが、今後は会員制などある分野の対象に向けた切り口もありえる」と述べ、積極的にチャレンジしていく考えだ。
また、MICEを含むグループ・団体については「ハワイに来たことのない担当者もいる」と、情報を提供することにとどまらず、ハワイ・ビジターズ・アンド・コンベンション・ビューロー(HVCB)と協力しながら、旅行会社に出向いたエデュケーションセミナーを実施することも検討していく。
