JTB西日本、国内外団体旅行向けエコツアーブランドを発売

同ブランドでは、旅行中に排出するCO2を相殺する費用をJTB西日本が預かり、自然エネルギー・コムを通じて自然エネルギーを購入する。その際、参加団体には自然エネルギー購入の証明として、グリーン電力証書が1枚、配布される。例えば、コウノトリの野生復帰をめざして活動する兵庫県豊岡市への貸切バスツアーは、1泊2食付きで1人2万5000円からだが、自然エネルギー購入のため別途500円相当を徴収。このほか、自然エネルギー購入費用の一部とバス一台当たりの相殺費用にあたる約1万5000円はJTB西日本が負担する。集客人数や旅行商品によって負担額は変わるが、海外旅行商品では6%相当の相殺をめざした負担額を設定する。例えば、「2つの世界遺産を体感!ケアンズ5日間」では、6月出発の30名以上の場合、旅行代金を10万9000円からで用意。JTB西日本では「ラバーズ」で、今年度は2万人の集客を目標に、国内・海外それぞれ3コース用意した。
なお、JTB西日本では「ラバース」の参加者に、土に還る生分解性プラスチックでできた特製ネームタッグの提供を検討しており、現在使用しているネームタッグを全て同材質のタッグへ切り替えることも視野に入れている。