JTBロイヤルロード銀座は4月2日、リバークルーズ商品を新たに設定、販売を開始する。設定コースはドナウ川とライン川、ボルガ川、アドリア海沿岸の4コースで、2008年度は200名の販売をめざす。JTBロイヤルロード銀座では、クルーズセクションが取扱人数で前年比60％増と好調なことから、リバークルーズの商品化を決めた。商品では、「〜ドナウの流れにのって美しき古城を巡る〜美しき青きドナウ河クルーズ11日間」は、5ッ星のリバークラウド号かリバークラウドII号で、ブタペストやブラチスラバ、ウィーンなど7泊で7都市を巡るクルーズに乗船。下船後のミュンヘンでは2連泊し、世界遺産のヴィースの巡礼教会などを見学する。代金は2名利用の場合、89万8000円から。

　リバークルーズは、ヨーロッパにおいて大河が昔から交易で使用され、文化の動脈として歴史的に機能していたことから、名所旧跡や町の中心地を船で移動でき、海のクルーズのように港から観光地への移動に数時間を費やす必要がないことがあげられる。また、波の影響が少ないため船酔いの心配が少なく、小さな船を使用するため海からはアクセスできない場所を訪問でき、船上から常に河辺の景色を楽しめることが特徴だ。