DS模擬問題:アメリカ編

問 ニューヨークのヤンキースタジアムがあるのは、次のどの地区か
A マンハッタン
B ブロンクス
C ブルックリン
D クイーンズ
――正解は最下行へ
ココに注目!

ニューヨーク市はマンハッタン、ブロンクス、ブルックリン、クイーンズ、スタテン島の5地区で構成され、ショッピングやダイニング、ミュージアム鑑賞や観劇など、さまざまな魅力に富んだデスティネーション。訪問すれば、誰でも必ず自分にあった楽しみを見つけることができる多様性に満ち、初めての旅行者のみならず、リピーターにも常に新鮮な要素があふれている。今回はニューヨーク市のベーシックな情報として、各地区の特徴と代表的な観光スポットを紹介する。
▽マンハッタン
イースト・リバーとハドソン・リバーに挟まれたマンハッタン島は、国際的なビジネス、文化機関などが集中する。日本人が想像するニューヨークのイメージそのものといっていいだろう。エンパイアステートビルやロックフェラーセンター、グランドセントラル駅、歓楽街や演劇の街・ブロードウェイ、5番街などのショッピング、ダイニングなど、誰もが一度は聞いたことのあるものが、ずらりと並ぶ。
▽ブロンクス
ハドソン川、ハーレム川、ブロンクス川、イースト川に三方を囲まれたエリア。ニューヨーク市で唯一、アメリカ本土と地続きの行政区だ。タイムズ・スクエアから地下鉄で50分ほどの場所にあり、野球のメジャーリーグ(MLB)チーム「ニューヨークヤンキース」の本拠地「ヤンキースタジアム」があるほか、ブロンクス動物園やニューヨーク植物園もある。また、ヒップホップ発祥の地としても有名。ちなみに、ヤンキースタジアムは改装が予定されており、現在の球場は2008年度のシーズンが最後となる。
▽ブルックリン
有名なブルックリン橋の向こう側にあるのが、ブルックリン。マンハッタンのベッドタウンで、高級住宅地やギャラリーが点在。アートな雰囲気が漂う通りも多く、人気が高まっている。中でもユダヤ人のコミュニティであったウィリアムズバーグは最近、若者文化が形成される場所として注目されている。ブルックリン・ハイツ・プロムナードや、コニー・アイランド・ビーチのアストロランド・アミューズメントパーク、コブル・ヒルの歴史的建造物、新再開発地のダンボなど見どころもいっぱい。
▽クイーンズ
ヤンキースの本拠地があるのはブロンクスだが、同じニューヨークを拠点とするMLBでも「メッツ」の本拠地「シェイ・スタジアム」があるのが、このクイーンズ地区。このほか、さまざまな移民地区があり、アストリア地区にはギリシャ、ジャクソン・ハイツにはインド、フラッシングではアジア的な雰囲気が漂う。また、テニスの全米オープンが開催される「コロナパーク」もある。
▽スタテン島
マンハッタンのバッテリー・パークから、スタテン島フェリーがロウアーマンハッタン間を毎日無料で行き来している。マンハッタンの2.5倍もの広さがあるスタテン島は、ニューヨーク開拓当時の面影を残す地域で、ニューヨークでもっとも歴史豊かで文化的なアトラクションが多い。特に行政区内のエリス島はヨーロッパからの移民の入国審査場があった場所で、当時の建物が博物館になった国立エリス島移民史博物館がある。また、ニューヨークを象徴する「自由の女神」があるリバティ島もこの行政区内。
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▽ニューヨーク市観光局 http://www.nycvisit.com/Japanese/index.html

正解 B