日本航空、08年度PEX運賃を設定−下限撤廃控えIATA PEX比7割引超も
日本航空(JL)は2008年度の日本発ハワイ、グアム、北米、南米、ヨーロッパ行きのエコノミークラス割引運賃を設定し、1月22日に国土交通省に認可申請した。1月23日から販売を開始する。また、国土交通省の国際線キャリアペックス運賃の下限撤廃の方針をふまえ、悟空運賃の一部ではIATAペックス運賃の7割を下回る設定もあるという。
運賃の一例では、東京/ホノルルが悟空7のタイプCで5万3000円から、エコノミーセイバーが9万円から。東京/ニューヨークは悟空14のタイプCが7万2000円から、エコノミーセイバーが20万5000円から。タイプ格差は方面によって異なるものの、全体的な傾向として07年下期が約8000円であったのに対し、今回は約1万円に拡大。また、週末格差では全体の傾向として07年下期の1万円に対し、今回は約1万4000円となっている。また、エコノミーセイバーも方面によって異なるが、アメリカの場合、週末格差は07年下期が1万8000円であるのに対し今回は2万円とするなど、拡大傾向にある。昨年、新設した空席状況に応じて価格が決まるダイナミックプライスを継続しており、イールドと需要の拡大を併用した形で対応する。
なお、国交省は下限撤廃の方針に変更はないが、改正通達はまだ発出していない。
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◆国際線ペックス運賃下限撤廃へ、通達改正は1月半ばから下旬の見込み(2007/12/25)
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なお、国交省は下限撤廃の方針に変更はないが、改正通達はまだ発出していない。
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