エバー航空、小松線、宮崎線の新路線枠を獲得、就航へ向け調整開始
エバー航空(BR)は、先の財団法人交流協会と亜東関係協会による航空関係協議で合意した、台北/小松、台北/宮崎の新路線について、12月18日付で就航権が認められた。小松空港協議会(石川県企画振興部空港企画課内)によると、11月に石川県議会が訪台した際、2008年6月から木曜日と日曜日の週2便での就航の意向が示されたという。台湾/石川間はチャーター便の往来が多く、2006年度では小松空港と能登空港あわせて51往復(うち、インバウンド47往復)、2007年度は11月12日現在で69往復(インバウンド65往復)の実績があり、同空港協議会では「インバウンドとともに、定期便により県からの出国者も増える。空港の利用促進に向けたピーアール活動をしていく」と期待を示した。
なお、航空協議では関西以遠のシアトル、ロサンゼルスも認められたが、これについてBRは正式な発表をしていない。ただ、関西国際空港ではアメリカ路線が減少する中、アジアを中心とした第3国による関空以遠の運航を希望しており、同空港の代表取締役副社長の平野忠邦氏は、「ぜひ就航して欲しい」とラブコールを送る。「日本航空(JL)のロサンゼルス線は、1日平均400人の旅客と80%以上のロードファクターだった。現在、関空からはサンフランシスコを経由することになるが、ロードファクターは90%。旅行会社に席を卸せないほどだと聞いている」と、関西圏からの需要の高さを強調する。その上で、「安売りが問題。(運休は)ロサンゼルス往復3万円といった売り方をしていたから」と旅行業界に問題点を指摘、就航した場合の安売り合戦に釘を指す考え方を改めて示した。
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なお、航空協議では関西以遠のシアトル、ロサンゼルスも認められたが、これについてBRは正式な発表をしていない。ただ、関西国際空港ではアメリカ路線が減少する中、アジアを中心とした第3国による関空以遠の運航を希望しており、同空港の代表取締役副社長の平野忠邦氏は、「ぜひ就航して欲しい」とラブコールを送る。「日本航空(JL)のロサンゼルス線は、1日平均400人の旅客と80%以上のロードファクターだった。現在、関空からはサンフランシスコを経由することになるが、ロードファクターは90%。旅行会社に席を卸せないほどだと聞いている」と、関西圏からの需要の高さを強調する。その上で、「安売りが問題。(運休は)ロサンゼルス往復3万円といった売り方をしていたから」と旅行業界に問題点を指摘、就航した場合の安売り合戦に釘を指す考え方を改めて示した。
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