修学旅行の行先は「関西」がトップ、若者ほど「体験」志向に−JTBたびQ調査

  • 2007年11月29日
 JTB旅のアンケートで実施した「旅の思い出は?」の結果によると、中学時代の修学旅行の行き先で多かったのは「関西」で38%、続いて関東の23%、九州の16%となった。海外は1%に達しなかった。

 修学旅行の「一番の思い出」は「友達との思い出」が最も多く41%。年齢別でも10代から50代まで、幅広い支持を得た。2番目は「行った先の自然や景色」の29%で、これは60代と70代ではトップだった。また、「こんな修学旅行があったらいいと思うのはどんな旅行?」は、テーマパークや珍しい祭り、世界遺産などの「観光」が37%とトップ。ただし、伝統工芸などのものづくりやスポーツなどの「体験」の31%、地域の人々との「交流」の8%、「観劇」の2%などの“体験型”をあわせると40%を超える。年代別では30代から70代は「観光」が最も多かったが、10代と20代では「体験」が一番多かったという。

 なお、同調査の実施時期は11月1日から12日までで、有効回答数は3205件。30代と40代の回答者が600以上と多く、若者層は10代の10件、20代の170件と少数であった。