日通、旅行事業の中間期売上高は18%減も「経常利益は改善」

  • 2007年11月12日
 日本通運の平成20年3月期中間連結決算(平成19年4月1日〜9月30日)のうち、日通旅行などを含む旅行業の売上高は前年比18.0%減の45億3100万円となった。また、通期見通しは13.1%減の86億円。

 上期の前年比減の主要因は、昨年の下期からホールセール事業を縮小した影響が残った。この減少については日本通運旅行事業部では「当初から想定されていること」とし、「重視する経常利益が昨年比で改善しており、売上高の減少は想定の範囲内」と実質的には改善がすすんでいることを強調している。また、航空各社のコミッションカットの影響については、「法人営業についても健闘」しており、東京支店営業統括部を中心に名古屋、大阪などの法人需要の取り込み強化をはかる。