世界遺産、評価高く7割が「期待はずれなし」、行きたい場所1位は屋久島

  • 2007年11月8日
 マイボイスコムによる「日本の世界遺産に関する調査」によると、世界遺産に対する関心は、「関心がある」「やや関心がある」を含め56.4%、「あまり関心がない」「関心がない」はあわせて24.0%であった。同調査は10月1日から5日前、ウェブ上のコミュニティ登録者に対して実施したもので回答数は1万7163名。

 世界遺産に対する態度・行動で。「どうしても訪問したいと思う世界遺産がある」人は21.4%で、「海外の世界遺産を訪れたことがある」が16%、「旅行をするときは世界遺産を目的とすることが多い」のが8.1%。また、「これまでに訪問した世界遺産の数が10件以上」という人は5.7%であった。訪問してよかった場所は「古都京都の文化財」が最も高く29.0%で、「法隆寺地域の仏教建造物」が23.8%、「厳島神社」が18.7%と続く。一方、期待はずれとの回答はほとんどなく、70.1%が「期待はずれと感じたところはない」としている。

 今後の訪問意向については、屋久島がトップで57.4%。次いで知床の31.9%、琉球王国のグスク及び関連遺跡群の20.1%、白神山地の17.7%などと続いた。