シンガポール航空、上期の営業利益84.1%増、旅客数は5.0%増に

  • 2007年11月6日
 シンガポール航空(SQ)の2007年度上期連結決算は、営業利益が前年比84.1%増の9億8200万シンガポールドル(日本円:約774億円/以下、シンガポールドルはドル)を計上した。営業費用が燃油費の価格高騰を受けて1.7%増の66億700万ドル(約5200億円)となったが、グループ純利益は7.3%増の9億3200万ドル(約735億円)を確保した。特にSQ単体が好調で、営業利益で112.2%増の7億8100万ドル(約615億円)と、前年の倍以上の伸びを記録。グループ全体の営業利益のうち、79.6%をSQで占めるという。
 
 上半期のグループの旅客数は5.0%増の940万4000人、売上高は8.0%増の75億8900万ドル(約6000億円)を計上。有効座席キロは1.0%低下したが、有償座席キロは2.6%増加し、旅客利用率は2.8ポイント増の80.3%となった。