ウェブサイト価値、全体2位に全日空の1061億円、旅行会社はJTBがトップ

  • 2007年11月5日
 日本ブランド戦略研究所が測定したウェブサイトの金額価値によると、有力企業の278社のうち、1位とされたのはトヨタ自動車で1386億3800万円であった。同調査は今年5月から6月にかけて一般消費者を対象に実施し、有効回答数1万9500を得たもの。事業に対するウェブサイトの貢献度を、商品の販売と、認知度や好感度などブランド向上の2つの側面から評価した。対象サイトは、自動車、電子、製薬、趣味・娯楽、流通、食品、運輸レジャー、官公庁など多方面にわたり、旅行関連では、日本航空(JL)、全日空(NH)、スカイマーク(BC)、JTB、近畿日本ツーリスト(KNT)、日本旅行、阪急交通社、エイチ・アイ・エス(HIS)などが含まれていた。

 旅行業界関連で上位になったのは、2位の全日空(NH)で1061億100万円。特にネット上のチケット予約販売が評価された。次いで日本航空(JL)の708万2700万円で、旅行会社はJTBの624億6800円の7位が最高。旅行会社2位はHISで総合33位の184億900万円とされた。

 また、同時期に測定したウェブサイトの効果調査によると、再訪問したいとの意向が最も高かったのは「東京ディズニーリゾート」で、アクセスした人の81.8%。2位にはまたNHがランクインし、80.3%が再訪を希望した。旅行会社はJTBが13位で76.2%、HISが20位の74.4%であった。