関空と中部、パリ線で無線ICタグの実証実験−JLとAFの協力で

  • 2007年11月1日
 関西国際空港は11月19日から11月29日までの週末と祝日を除く8日間、国際航空運送協会(IATA)が推奨するICタグ付航空用バゲージタグを使用する実証実験を行なう。既に関空では平成17年度に、香港国際空港との間で輸送する受託手荷物で実証実験を実施しており、その際の自動認識率は98.8%であった。今回はさらにシステムに改良を加えており、日本航空(JL)とエールフランス航空(AF)の協力のもと、関空とシャルル・ド・ゴール空港間のAF291便/JL5051便を対象に、実験を行なう。

 なお、同実験は昨年度、成田国際空港/シャルル・ド・ゴール空港間で相互に実施したほか、今年の10月22日から31日の週末を除き、中部国際空港でもJL437便/AF295便で実証実験を実施していた。

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