ポルトガルを代表する映画監督、名作「昼顔」のオマージュ作品公開へ

  • 2007年10月27日
 ポルトガル観光・貿易振興庁によると、ポルトガル人映画監督マノエル・ド・オリヴェイラ氏が、映画「夜顔」を制作した。同氏は、長編映画監督としては世界最高齢の99歳で、1999年公開「クレーヴの奥方へ」でカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞するなど数々の受賞暦を持ち、今も年に1本ずつのペースで精力的に活動を続けている。

 「夜顔」は、1967年公開の映画「昼顔」の監督、ルイス・ブニュエル氏へ捧げるオマージュ作品で、登場人物たちの38年後の姿を描いたもの。銀座テアトルシネマほかにて、正月ロードショーで公開予定だ。