日本・香港の航空当局協議が開始、アジアゲートウェイ構想の一環で

  • 2007年10月24日
 日本と香港の航空当局会議が10月24日から26日まで開催される。アジアゲートウェイ構想の一環で、便数・運航地点の自由化について交渉する。現在、旅客便では、日本企業は日本航空(JL)と全日空(NH)が計45便、香港企業はキャセイパシフィック航空(CX)と香港ドラゴン航空(KA)が計91便運航している。

 日本側からは今夏の韓国との航空当局間協議と同じように、成田以外、特に関西と中部の自由化を提案。ただし、香港の空港は1空港のみであるため、日本としてはコードシェア便に限定した以遠権の制限撤廃など、地方空港の自由化に見合う権利を視野に入れ、合意したい考えだ。

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