神奈川県・横浜・川崎三首長、羽田再拡張・国際化に国交省相に申し入れ
神奈川県と横浜市、川崎市の三首長は連名で、国土交通大臣に対し、羽田空港の再拡張・国際化の推進についての申し入れを、10月18日付けでおこなった。同日開催した第33回三首長懇談会を受けたもの。3団体は2005年の懇談会以来、毎回、同趣旨の申し入れをしている。
内容は以前と大差はなく、利用者にとって望ましい羽田空港の再拡張、国際化の実現を目的としたもの。ただし昨年から、昼時間帯の国際線でASEAN諸国を含むアジア・太平洋地域の主要都市をカバーすることを検討するよう申し入れていたが、今年は5月に取りまとめられたアジア・ゲートウェイ構想が、需要や路線の重要性も判断し、ふさわしい路線を近いところから検討するとの表現にとどまっていると指摘。また「神奈川口構想」について検討事項を早期に具体化するよう、国の主体的な取り組みを求めたほか、再拡張事業は平成22年10月までに、確実に新滑走路が供用開始されることを申し入れた。
これについて、中田宏・横浜市長は懇談会の中で、実現されない場合は05年以来の無利子貸付金・100億円を引き揚げる選択肢があることを言及。松沢成文・神奈川県知事もそういうこともあると同調し、中田氏は懇談会後の記者会見でも同様のコメントを述べたという。3団体はそれぞれ、100億円を無利子で貸付けている。
内容は以前と大差はなく、利用者にとって望ましい羽田空港の再拡張、国際化の実現を目的としたもの。ただし昨年から、昼時間帯の国際線でASEAN諸国を含むアジア・太平洋地域の主要都市をカバーすることを検討するよう申し入れていたが、今年は5月に取りまとめられたアジア・ゲートウェイ構想が、需要や路線の重要性も判断し、ふさわしい路線を近いところから検討するとの表現にとどまっていると指摘。また「神奈川口構想」について検討事項を早期に具体化するよう、国の主体的な取り組みを求めたほか、再拡張事業は平成22年10月までに、確実に新滑走路が供用開始されることを申し入れた。
これについて、中田宏・横浜市長は懇談会の中で、実現されない場合は05年以来の無利子貸付金・100億円を引き揚げる選択肢があることを言及。松沢成文・神奈川県知事もそういうこともあると同調し、中田氏は懇談会後の記者会見でも同様のコメントを述べたという。3団体はそれぞれ、100億円を無利子で貸付けている。