DS模擬問題:ポルトガル編3

  • 2007年9月25日

問 リスボンにある世界遺産「サン・ヴィンセンテの砦」は、正式名称よりも次の通称で呼ばれることが多い。正しいのはどれか
 
 A 発見のモニュメント
 B ベレンの塔
 C 海洋博物館
 D シアード美術館


  ――正解は最下行へ

ここに注目!


▽異なる魅力いっぱいのリスボン

約1000万人と言われる人口の約1割が集中する首都リスボンは、ポルトガルならではの歴史・文化はもちろん、ショッピングやグルメ、ナイトライフなど、ポルトガルの今の姿も楽しめる場所だ。テージョ川の岸辺から広がり、7つの丘にまたがる風光明媚な土地には、それぞれの地区ごとにさまざまな魅力を放ち、多くの観光客を惹きつけている。景色の移ろい、雰囲気の違いを感じながら、そぞろ歩きを楽しんでみたい。


▽ベレン地区−大航海時代の栄華を訪ねる

リスボンの西側のベレン地区は、ポルトガルが世界を闊歩した大航海時代の名残が感じられる場所。例えば、世界遺産の「ジェロニモス修道院」は、エンリケ航海王子が船乗りたちのために建てた礼拝堂に、マヌエル1世が建立したもの。最大の見ものである55メートル四方もの華麗な回廊は2階建てになっており、壮麗でありながら繊細な装飾は、大航海時代の繁栄を象徴している。

また、同じく世界遺産の「サン・ヴィンセンテの砦」も、マヌエル1世の命令で建てられたもの。正式名称よりも、通称の「ベレンの塔」として知られている。マヌエル様式の優雅な外観であるが、中には政治犯用の地下水牢があった。このほか、エンリケ航海王子を先頭にポルトガルの海外進出に携わった航海者、学者などが続く彫刻で有名な「発見のモニュメント」や、海洋探検の歴史や航海器具などが展示されている「海洋博物館」もある。


▽モウラリア地区、カステロ/アルファマ地区−古き良き時代のリスボンを訪ねる

首都リスボンの中で、昔ながらの雰囲気を残す地域。急な斜面に続く路地に並ぶアパートには洗濯物がはためき、リスボンの生活感を感じさせる。特にアルファマ地区でも最も狭い階段の路地のある「ベゴ・ド・カルネイロ」は「羊の横丁」という意味で、民家のひさしがせり出し、風情をかもし出している。この辺りの観光ハイライトといえば、「サン・ジョルジェ城」。丘の頂にあり、市街やテージョ川などの大パノラマが見られる。夕暮れ時、ライトアップされた城そのものも素晴らしい美しさを見せる。


▽その他のリスボンの地区−ショッピングや食事、ナイトライフなど

リスボンのバイシャ地区、シアード地区では、ショッピングがお勧め。バイシャ地区は碁盤の目のような街づくりで、気兼ねなく散策するのにはぴったり。遊歩道となる中央のアウグスタ通りでは花屋や焼き栗屋が並び、食べ歩きをしながら街の雰囲気が楽しめる。一方のシアード地区は書店やブティック、レストランが軒を連ねる。また、バイロ・アルト地区はファドの店や小さなレストランが多い地域。特にファドのレストランで演奏が開始されるのは午後9時から。ベテランが登場する夜遅い頃にはファドの店が活況となり、ポルトガルらしいナイトライフを楽しむには絶好の場所だ。



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