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チャイナエアライン、事故を受け陳謝−国交省は同型機にさらに点検指示

  • 2007年8月24日
 チャイナエアライン日本支社長の何漢業氏が8月23日、国土交通省航空局を訪問、8月20日の事故発生について陳謝した。対応した技術部長の谷寧久氏は「航空の安全性に関わる信頼を揺るがすもの」という考えから遺憾の意を表明。また、航空・鉄道事故調査委員会による事故調査が進められているが、再発防止と安全確保に向けて真摯に取り組むよう指導した。何氏はこれに対して、指摘を踏まえ、さらに安全確保に取り組む考えを示した。

 また、航空局は航空・鉄道事故調査委員会の現在までの調査結果を受け、主翼に前部の「スラット」と呼ばれる部分を格納するボルトを付近について日系航空会社に対して24日始発便前までに点検するよう指示を出している。対象は日本航空の5機、スカイマークの5機でいずれもボーイング737-800型機、エアーニッポン13機のB737-700型機。