JATA、TV番組「行列ができる法律相談所」に訂正要請−理由は視聴者を惑わす
日本旅行業協会(JATA)は日本テレビ系列が放送する法律番組「行列ができる法律相談所」の放送内容に対して、訂正措置をとるよう要請したという。放送内容は、旅行会社が提携、指定するお土産販売店等で旅行者が偽物を購入された場合、旅行会社が弁償をしなければいけないというもの。番組では標準旅行業約款第27条を引用して、旅行会社に対して弁償する義務を問える旨の説明としていたが、JATAでは「旅行業者が故意又は過失により旅行者に損害を与えた場合の賠償責任について規定したもの」で、提携、指定など紹介することだけで、旅行業者の過失が直ちに推定されるものではないとして、視聴者を惑わせるとして訂正を求めている。