ロイヤルオーキッドホリデイズ、「リピーターに評価されるタイ」を重視

  • 2007年7月10日
 ロイヤルオーキッドホリデイズの販売総代理店をつとめるエーアンドエーでは今後、タイのリピーターに評価される側面を重視して商品を企画していく。タイを訪れる日本人旅行者数は2006年には131万1987人で、リピーターはそのうちの63.95%を占めた。

 同社によれば、現在の傾向としてデスティネーション別ではチェンマイが好調だ。特に女性やカップル層への人気が高く、8泊10日といったパッケージの販売も好調。またリピーターが増えたことで、旅行者の中にタイについての情報が浸透してきているという。例えば夏にプーケットが伸びず、サムイ島の商品が売れるなど、シーズナリティも理解されているという認識だ。ロイヤルオーキッドホリデイズではこれについて、リピーターのクチコミによる部分も大きいとし、リピーターの評価が高いデスティネーションや素材を取り上げていきたい考えだ。

 また、バンコクの空港がスワンナプームとドンムアンの2ヶ所に分かれて乗り継ぎが不便、という指摘に対しては「かなり改善されてきている」としながらも、現実的には直行便が就航する場所に人気が集まっているという。その中で同社では、バンコク周辺のデスティネーションとして、王室の避暑地でもあるホアヒンが気候も良好でゴルフ場もあり、また質の高いビラなども建設されてきている、といった理由から、今後の販売強化を検討している。