国交省人事、総観審に本保芳明氏、柴田氏は国土交通審議官

  • 2007年7月5日
 国土交通省は7月10日付けの人事を決定した。観光関連では、大臣官房総合観光政策審議官の柴田耕介氏が国土交通審議官、柴田氏の後任に元日本郵政公社理事の本保芳明氏(写真)が就く。総合政策局観光6課では観光政策課長に航空局監理部航空事業課長の佐藤善信氏、国際観光課長には大臣官房付の平田徹郎氏、観光資源課長には総合政策局観光経済課観光交通政策推進室長の水嶋智氏がそれぞれ就任する。なお、観光経済課長の荒木由季子氏、観光地域振興課長の重田雅史氏は留任する。

 なお、観光政策課長の門野秀行氏は大臣官房総務課長、国際観光課長の篠原康弘氏は航空局監理部航空事業課長、観光資源課長の小川誠氏は厚生労働省に出向する。

 大臣官房総合政策審議官に新たに就任する本保芳明氏は1974年4月に運輸省入省、1983年に国際観光振興会ジュネーヴ観光宣伝事務所、86年から国鉄再建、および精算に携わったほか、88年から外務省経済協力開発機構日本政府代表部一等書記官などを経て、2001年7月に大臣官房審議官(海事局、港湾局併任)、2002年7月に大臣官房審議官(総合政策局、航空局併任)の後、2003年5月に日本郵政公社理事として郵便事業本部副本部長、本部長を歴任している。東京工業大学大学院理工学研究科修了。