DS応援プロジェクト:シンガポール模擬問題1

  • 2007年7月2日

問 ラッフルズ・ホテルで人気のカレー・ビュッフェ・ランチ。提供するレストラン名は次のどれか。
 
 A ドク・チェンズ
 B エンパイア・カフェ
 C ティフィン・ルーム
 D ラッフルズ・カフェ


  ――正解は最下行へ

ここに注目!


▽コロニアル都市の伝統で、熟年・女性向けの大人旅を

世界の一流ホテルグループが進出するシンガポールは滞在先に事欠かないが、熟年・シニア層や30代女性には、伝統あるホテルでの滞在や観光を勧めたい。歴史あるホテルには各客層が憧れを抱くポイントが多く、一段上のシンガポール旅行となるはずだ。


▽ラッフルズ・ホテル http://singapore-raffles.raffles.com/

1887年に10室のバンガローとして創業したラッフルズは、1899年に現在の原型となるコロニアル様式の建物となった。名称はシンガポールの発展に寄与したトーマス・ラッフルズ卿の名に因んでつけられたもの。作家のサマセット・モームや俳優のチャーリー・チャップリンをはじめ、多くの世界の文化人、著名人に愛され、セレブリティが滞在した客室は「パーソナリティー・スイート」として、彼らの名前がついた部屋がある。

・ティールーム「ティフィン・ルーム」
名物はインドとアジア各国の伝統的料理を出すカレー・ビュッフェ。多国籍の料理がある背景としてシンガポールの歴史を語るのも、知的好奇心の旺盛な団塊世代には魅力的な素材といえる。女性にはおしゃれにハイティーもお勧め。

・シンガポールスリング発祥の場所
カクテルの定番・シンガポールスリングは、1915年にラッフルズ・ホテルで誕生。本家本元のシンガポールスリングを飲むために訪れる旅行者も多い。


▽その他の伝統的なホテル

・グッド・ウッド・パーク・ホテル  http://www.goodwoodparkhotel.com/
1929年にオープンした同ホテルは、1900年に在シンガポール・ドイツ人の社交クラブとして建てられた。世界大戦の影響を受け、日本統治時代には最高官の事務所として利用。その経営には帝国ホテルが関わったこともあるという。ラッフルズに並ぶ由緒あるホテルで、タワーウイングはシンガポールの文化財に指定されているほど。スイートルームの1つ「ブルネイ・スイート」は現在もブルネイ王族が訪れる際は、必ず宿泊する。この客室を借り切った、ウエディングパッケージも人気。

・ザ・フラトン・シンガポール  http://www.fullertonhotel.com/jp/home.html
1928年、シンガポールで最も大きなビルとしてオープンした「フラトンビル」が建物。敷地は元々、1829年に建てられた海峡植民地の「フラトン要塞」があった場所で、ビル自体も中央郵便局やシンガポールクラブなど、さまざまな歴史を重ねてきた建物である。





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