キャセイパシッフィック航空、ブランディングの一環でCSRレポート発行

  • 2007年6月29日
 キャセイパシフィック航空(CX)はこのほどブランディングの一環として、環境保護を中心とした5項目について2006年の取り組みや2007年の課題を記したCSRレポート、「Broadening Our Horizons」を発行した。環境保護以外の項目は、安全性と健康、コミュニティにおけるイニシアチブ、人的資源、資源調達の4つ。レポートの大半は環境問題に関する内容で、中でも燃費効率の改善や燃料損失の抑制、航空交通管制マネジメントの効率化、排出量取引などの経済手法の役割認識など、気候変動へが世界的な関心事となる中で、CXの取り組みを示した。

 なおCXは3月に、環境改善事業に寄付や投資をすることで、航空機の利用による排出ガスの排出量の一部を相殺する「カーボンオフセット」を開発している。