KNT、5月の取扱額は1.3%減−GWの募集型企画旅行が国内・海外とも低調

  • 2007年6月28日
 近畿日本ツーリストの5月の総取扱額は前年比1.3%減の408億5988万3000円、このうち海外旅行は7.7%減の128億7794万3000円、国内旅行は1.6%増の274億5664万9000円であった。海外旅行は学生団体を除き、全般的に低調。学生は修学旅行の取扱いにより前年を大きく上回ったが、一般が鈍く6.9%減の35億7714万7000円。企画旅行はホリデイでのゴールデンウイークの取扱が低調で取扱額が15.8%減、取扱人数は16.2%減となり、韓国、台湾、インドネシア以外が弱く、中国の伸びも一息ついているようだ。

 国内については全般的に堅調。一般団体、学生団体共に取り扱いの増加により伸びており、個人についてもJR券や宿泊券はやや伸び悩んだが、航空券、その他クーポンなどの取扱いを伸ばした。ただし、メイトについては2.9%減の89億4602万3000円で、ホリデイと同様にゴールデンウィークの取扱いで伸びなかった。