JTB能力開発、フィリピン政府観光省からツーリズム検定の運営を受託

  • 2007年6月19日
 ジェイティービー能力開発とJTB法人東京コミュニケーション事業部は、フィリピン政府観光省が主催する「フィリピンツーリズム検定」の運営を受託、11月に第1回検定を実施する。同社が旅行検定の運営を受託するのは、初めてのこと。対象は旅行会社勤務者および旅行業界関係者で、検定料は無料。第1回目の検定では500人の受験者数を目指す。

 受託内容は、検定の告知、登録受付、公式ガイドブックの作成、試験問題の作成、合否判定の5つ。問題は40問の4択形式で、フィリピンに関する一般常識や歴史、食、観光、業務知識から出題し、正解率70%以上の合格者には認定書とシリアルバッジを進呈する。さらに成績上位者にはセブ式ココナッツオイルトリートメントサロン「ヒロット」利用チケットを提供するほか、最高得点者には2名分のセブ島での宿泊とスパをプレゼントする。

 検定受験日は11月20日から26日の7日間で、6月25日から11月15日まで事前登録を受け付ける。登録者には9月上旬頃、参考資料として、フィリピン政府観光省が発行する「フィリピンQ&A」、「トラベルガイド」とフィリピンツーリズム検定公式ガイドブックを郵送する。