日旅、赤い風船で「泊食分離」の新商品「鬼怒川温泉 季の宿」を設定

  • 2007年2月5日
 日本旅行は3月31日まで、赤い風船「鬼怒川温泉 季の宿(ときのやど)」を設定する。これは通常、1泊夕朝食がセットになっている旅館の滞在で、部屋と夕食、朝食をそれぞれ利用者自身が組み立てるというもの。この「泊食分離」モデルは国交省が「宿泊産業活性化に資するモデル事業」として実験的に推進している。

 同商品は鬼怒川温泉地区の6旅館の協力を得て企画化が実現。「旅行の目的やシーンにあわせてお客様がつくる」をコンセプトに、同じ宿泊施設に宿泊しても目的や同行者によって、宿泊形態や予算、料理内容など、好みに応じた利用をできるようにしたのが特徴だ。例えば、宿泊施設「あさや」では、1万1100円から1万7400円の3タイプの客室から選択可能。夕食は和洋中ブッフェ、和彩会席「扇」、京風懐石「湯坂」の3タイプ、さらに朝食または昼食の選択のほか、館内オプションでも中国雑技団鑑賞や岩盤浴などを設定し、個人の好みにあった滞在を提供する。