年頭所感 ANAグ山元CEO、強化ポイントを重点的に強化する年

「グローバル」ではANAグループの事業領域とし、「2009年アジアで一番の航空会社を目指すと共に、2015年に国内線旅客事業、国際線旅客事業、貨物事業でそれぞれ年間売上7000億円を目指す“777”のシミュレーションに入った」と言及。実現に向けたダイナミックな展開が必要なことから、経済的な規制は新展開の支障になると考えられるため、一層自由な経営環境を求めていく。さらに、今年は弱点を徹底的に強化する一方で、同時に新しい価値を生み出し続けられる仕組みをANAグループの強みとして伸ばしていくことも重要なことから、他社の追随を許さない様々な世界初を打ち出すため、研究開発費を投資していく考えを示した。