
キャセイパシフィック航空(CX)営業本部長のヘンリー・チャン氏はチャーター施策について、KAの子会社化、およびCXがKAのGSAとなったことで、今後、オペレーションや販売面での連携が重要となる考えを示した。既に発表されているが、KAの運航による仙台/香港間でチャーター便は12月末から来年3月まで、往復26便を展開。これはエアバスA320型機の約150席の機材を使用するが、CXの持つ大型機材では集客をはじめ、課題があったものの、今後はKAのオペレーションで中規模都市への就航が可能になるメリットを強調。こうしたチャーター便でもCXが販売面で協力する方針。今後は沖縄、新潟発のチャーター便についても、こうした形でチャーター便を就航することを明らかにした。
また、香港発の日本インバウンドでのチャーター便についても、香港での日本の雪や温泉の高い人気を受け、1月だけで11便を運航し、需要に応えていくことも明らかにした。