台湾澎湖県政府、チャーター機誘致目的で日本旅行会社対象に補助金

  • 2006年11月30日
 台湾澎湖県政府は、日本を含む海外からの旅行者の誘致を目的に澎湖島へのチャーター機の補助、および団体客誘致の補助を行う。これは日本など、海外からの台湾・澎湖島へのチャーター機の促進、および外国人団体旅客の誘致を目的に澎湖政府が新たに制定したもの。補助対象は、(1)日本から澎湖へのチャーター機を利用した旅行会社、(2)澎湖へ滞在する海外からの団体旅行客。

 チャーター費用の補助として、日本からのチャーター機の運航1機あたり、15万元を台湾現地の旅行会社の申請に基づきサポートする。ただし、1機あたりの搭乗者数が50人以上で、2泊以上の澎湖での滞在が条件。搭乗者数が80人を超えた場合はサポート金額を2万元追加し、合計17万元とするほか、50人未満の場合は一人当たり1000元を補助するが、10人未満の場合は補助の対象外となる。なお、台湾交通部観光局が実施しているチャーター機補助の重複申請は不可だ。

 団体誘致の補助では、澎湖に1泊する30以上の団体旅客に対して、1団体5万元を補助する。45名の場合は6万元、65名は7万元、30名未満は一人当たり1000元とし、10人未満は補助対象外とする。補助申請は補助対象、両方を併用申請はできない。

 補助案の申請を希望する場合は、台湾現地の旅行会社を通じて、出発日の15日前までに澎湖県政府に申請書類を提出し、手続きを行うこと。助成金交付の期間は2007年5月31日までとする。

▽申請先(澎湖県政府澎湖県馬公市治平路32號)
TEL:06-9268543
FAX:06-9264710