大韓航空、ボーイング社と25機の購入契約を締結

  • 2006年11月27日
 大韓航空(KE)はこのほど、ボーイング社と合計25機の購入契約を締結した。KEが今回購入を決定した機材の大部分が次世代最新モデルであり、保有機材の刷新を図る考えだ。また、世界の旅客および貨物航空市場が今後20年間、毎年5%から6%程度の成長を想定し、安定的な機材運用の実現を目指す。
 今回購入契約を締結したのは、旅客機がボーイングB777-300ER型機10機、ボーイングB737-700/B737-900型機5機など。ボーイングB777-300ERはボーイングB737-400型機に代わり長距離路線へ投入を予定するほか、中距離路線へはボーイングB737-700/B737-900型機を導入する予定だ。今回購入を決定した機材は2009年からの10年間で順次導入するほか、2010年からはエアバス社の総2階建てA380型機5機の投入を予定している。