団塊世代「セカンドライフ」、関心は「旅行」、海外ロングステイにも興味

  • 2006年11月15日
 ハートフォード生命保険とシニアコミュニケーションはこのほど、団塊世代を中心とした600名の男女に対して、「セカンドライフ」をテーマとして調査を実施、これによると「旅行」がキーワードとなるようだ。

 この調査では十分な時間やお金があったら「セカンドライフ」でやってみたいことを質問、男性は「世界遺産めぐり」、女性は「海外ロングステイ」が1位となった。「海外ロングステイ」は男性の2位となり、ロングステイについての関心の高まりが印象付けられる。また、回答では「世界一周クルーズをする」や「田舎暮らしをする」なども多く寄せられ、メディアでの露出が高いテーマや、希望的なライフスタイルなど仕事をしながらでは難しい事柄に人気が集まっている。ただし、田舎暮らしは男性に人気が高いものの、女性の人気は低く、海外留学についても男女間で関心度合いが異なるようだ。

 また、調査では最後のボーナスの使い道も質問として設定。男性は「国内、海外旅行」と「まだ決めていない/思いつかない」が20.7%で同率の1位。次に19%が貯蓄と回答した。これに対し妻の方は「貯蓄、老後の貯え」が25.9%、「国内、海外旅行」が21.1%となった。女性の堅実さが顕著であるものの、旅行に費やす可能性も高いが、財布の紐を緩めるにはやはり女性の説得が必要なのだろう。