エイビーロード、リサーチセンター設置へ、今後もトレンドを創りだす
エイビーロードが雑誌からウェブへ完全移行することに伴い、リクルート海外旅行推進室・推進室長の二宮大輔氏が弊紙インタビューに応え、引き続きメディアとして「トレンドセッター」の役割を果たしていく考えを示した。旅行の計画、予約・購入、旅行後のクチコミを含む「旅行記」的な役割についても網羅していくものの、これまでの役割と同様に、「旅行を計画」する際に利用する「エイビーロード」として立脚することに変わりは無いとしている。
二宮氏は現段階でサイトの機能等は「(構想の)全てが実現しているわけではない」としながらも、ウェブの特性である消費者が発信する情報を取り込みながら、「エイビーロード」としての視点から消費者へ情報発信することを強調する。これにより、消費者を海外旅行へ誘引するとともに、業界に対しては消費者の動向に関する情報を営業担当者や新たな機能で提供することで、旅行会社の商品造成のサポーターとなる考えも示した。
この旅行会社のサポーター的な役割は、「エイビーロードリサーチセンター」(仮称)を設置し、海外旅行に関するエイビーロードが保有するデータ分析や消費者の動向等から、定期的に情報を発信することも含めた動き。これまで、エイビーロード独自のエアラインランキングなどを発表していたが、こうした調査を発展的に展開するほか、これまでより細かな市場動向についても情報提供する考え。
消費者への情報発信については、「これまでのテレビや雑誌などが果たしたトレンドセッターが必要」という考えから、いわゆる「口コミ」機能を利用しつつも、旅行のあり方を引き続き提案していく。特に、「口コミ」として情報が寄せられていても、情報を必要とする消費者が大量にある情報を選り分け、的確、かつ希望する情報にたどり着くことに労力が必要な場合は多い。こうした点について過去、エイビーロードで水上コテージの滞在を提案し、一つのトレンドを作り出した経験も踏まえ、旅行形態やデスティネーションなど、「提案型」とする。これにより、システム化した検索エンジンなどとは異なるエイビーロード・スタッフによる視線を取り入れた発信を行う。
先ごろリニューアルしたサイトでは、海外旅行ポータルサイトとの差異化を主な目的として実施。例えば、「フォトサーチ」機能については、これまでのノウハウの集積から消費者が写真をどのように認識するかも踏まえ、ツアーへの誘導。こうした点については他サイトにはない「検索軸」であり、デスティネーションが決定していないものの、海外旅行に行きたいと考える人への誘導、さらに安売りだけではない販売手法の一つと捉える。
まだ、リニューアルの効果を測定する時期ではないものの、最安値志向から徐々に商品が豊富に揃う価格帯を選ぶ利用者も増えてきているようだ。また、リニューアル後のサイト利用者の反応も良く、今後はサイト利用者が「毎日、見る」サイトへという利用を定着したい考え。
二宮氏は現段階でサイトの機能等は「(構想の)全てが実現しているわけではない」としながらも、ウェブの特性である消費者が発信する情報を取り込みながら、「エイビーロード」としての視点から消費者へ情報発信することを強調する。これにより、消費者を海外旅行へ誘引するとともに、業界に対しては消費者の動向に関する情報を営業担当者や新たな機能で提供することで、旅行会社の商品造成のサポーターとなる考えも示した。
この旅行会社のサポーター的な役割は、「エイビーロードリサーチセンター」(仮称)を設置し、海外旅行に関するエイビーロードが保有するデータ分析や消費者の動向等から、定期的に情報を発信することも含めた動き。これまで、エイビーロード独自のエアラインランキングなどを発表していたが、こうした調査を発展的に展開するほか、これまでより細かな市場動向についても情報提供する考え。
消費者への情報発信については、「これまでのテレビや雑誌などが果たしたトレンドセッターが必要」という考えから、いわゆる「口コミ」機能を利用しつつも、旅行のあり方を引き続き提案していく。特に、「口コミ」として情報が寄せられていても、情報を必要とする消費者が大量にある情報を選り分け、的確、かつ希望する情報にたどり着くことに労力が必要な場合は多い。こうした点について過去、エイビーロードで水上コテージの滞在を提案し、一つのトレンドを作り出した経験も踏まえ、旅行形態やデスティネーションなど、「提案型」とする。これにより、システム化した検索エンジンなどとは異なるエイビーロード・スタッフによる視線を取り入れた発信を行う。
先ごろリニューアルしたサイトでは、海外旅行ポータルサイトとの差異化を主な目的として実施。例えば、「フォトサーチ」機能については、これまでのノウハウの集積から消費者が写真をどのように認識するかも踏まえ、ツアーへの誘導。こうした点については他サイトにはない「検索軸」であり、デスティネーションが決定していないものの、海外旅行に行きたいと考える人への誘導、さらに安売りだけではない販売手法の一つと捉える。
まだ、リニューアルの効果を測定する時期ではないものの、最安値志向から徐々に商品が豊富に揃う価格帯を選ぶ利用者も増えてきているようだ。また、リニューアル後のサイト利用者の反応も良く、今後はサイト利用者が「毎日、見る」サイトへという利用を定着したい考え。