トロピカル・ノース・クイーンズランド、教育旅行の需要拡大図る

ただし、問題認識としては日本/オーストラリア間の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)。現在は片道1万3600円となっており、これについてジェイソン氏は「旅行の予算額が決められている教育旅行にとって、この燃油サーチャージの高騰にはがっかりしている。しかし、ケアンズには教育旅行に最適な観光素材が揃っており、他のデスティネーションに負けない魅力がある」と強調し、旅程のアレンジや積極的なマーケティング活動を通して、現在の好調さを維持したいと、意欲を示している。
TTNQはこのほど、「クイーンズランド・オン・ステージ・アジア」をケアンズで開催。現地のサプライヤーが52名参加したほか、アジアからは88名、そのうち日本からは18名が参加し、活発な商談を行った。クイーンズランド州観光大臣のマーガレット・キーチ氏は、「今後も州の観光をより活性化させるために、政府としてこの商談会を全力でサポートし、年々拡大していきたい」と語り、この商談会の重要性を訴えた。
