カナダ、供給座席6.5%減も訪問者4%減、一段と航空会社と連携へ

一方で、航空会社との協力体制の強化が奏功し、東部への日本人訪問者数が前年比11%増となっている。ピット氏は日本/カナダ間の航空座席数が現在のところ、前年比6.5%減であるものの、人数ベースは4%減に留まることから、各種の施策が一定の効力を発揮しているものと評価。「航空座席が少ないことは残念であるが、いつも満席だと聞いている。これは強いディマンドがあることを示している」と語り、来年はFITマーケットの強化を目指して、エア・カナダ(AC)をはじめ、各航空会社との関係強化を図る考え。