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ヴァージン・アトランティック、プレミアムエコノミーに新シート導入

  • 2006年9月29日
 ヴァージン・アトランティック航空(VS)はこのほど、1200万ポンド(約27億円)を投資し、プレミアムエコノミークラスのプロダクト、およびサービスの向上を目指した計画を公表した。新たに導入するシートは、シートピッチが38インチ(約97センチメートル)、シート幅は21インチ(約53センチメートル)で、順次、保有機材に導入を進める。シートは人間工学に基づいた快適性を重視。革張りのシートは、2つのポジションが設定できるフットレスト、ランバーサポート、調節可能なヘッドレスト、新デザインのトレイテーブルを備えるほか、全席にラップトップ用電源を装備している。

 VSは1992年にエコノミークラスとビジネスクラスの中間クラスと位置付け「ミッドクラス」として導入。94年には「プレミアムエコノミー」と名称を変更しており、ビジネスクラスを利用していた旅客が出張経費の節減という目的での利用が多かったが、レジャー需要でも快適性を求める動きが広がり、提供座席数も増加。エアバスA340-600型機では、2-3-2の座席配列で、これまでの28席から38席へと座席数が増えることとなる。