ヴァージン・アトランティック航空、05年度決算、総売上高は19.1億ポンド

  • 2006年7月3日
 ヴァージン・アトランティック航空(VS)は2005年度(2005年3月〜2006年2月)の決算で前年比17%増の19.1億ポンド(約4042億3751万円)を計上した。また、経常利益は前年比2倍以上となる4160万ポンド(約88億433万円)であった。これはヴァージン・アトランティックグループ会社のヴァージンホリディ、ヴァージンナイジェリアを合わせたものだ。

 05年度は新ビジネスクラス「アッパークラス・スイート」を導入し、ビジネス旅客前年比10.1%増となり好影響をもたらせた。また、北米路線の需要過多、および燃料費の高騰など影響を受けたが、一方でムンバイ、ハバナ、ナッソーなどの新路線を開設、積極的に路線網の拡大を図っている。
 今年度も新路線開設を進め、本日からロンドン/モンテゴベイ間の運航を開始するほか、ニューヨーク線、香港線の増便を予定している。さらに、2007年後半には、レジャー路線の拡張計画の一環でモーリシャスへの就航を目指す。