近ツー、4月の総取扱額は8%減の334億166万円、海旅は8.8%減

  • 2006年6月1日
 近畿日本ツーリストの4月の総取扱額は前年比8%減の334億166万3000円、海外旅行は8.8%減の124億9075万円、国内旅行は7.6%減の204億7338万3000円となった。減少の要因は国内外の団体旅行、および企画旅行の低迷が影響したこと。
 海外旅行の団体旅行はイベント・コンベンションの取扱を中心に一般団体が低迷し30.1%減となったほか、学生団体が13.3%減と共に前年を下回り、海旅団体全体で27.8%減。海外で比較的、好調な方面は香港、シンガポール、マレーシア、その他東南アジア、ハワイ、アメリカ本土、オセアニアであった。また、企画旅行はホリデイがゴールデンウィークの日並びから5月へシフトするケースが多く、取扱額は2.7%減。方面別では台湾、シンガポール、ハワイの増加が目立ったほか、前年のスマトラ沖地震・津波の反動でタイも好調であった。

 なお、国内旅行は団体が12.1%減の66億3568万3000円、企画商品が5.5%減の74億3634万円、個人が4.3%減の64億136万円となった。