NHなど3社、ANA PiTaPaカード発行、航空、鉄道、バスでシームレス化

  • 2006年1月6日
 全日空(NH)はスルッとKANSAI、三井住友カードと業務提携し、2月の神戸空港の開港に合わせて「ANA PiTaPaカード」を発行する。これは、クレジットカードとマイレージ機能を備える「ANA VISA・マスターカード」にスルッとKANSAIが発行する非接触ICカード利用の交通乗車・ショッピング決済サービス「PiTaPa」機能を融合したカード。カードは「ANA VISA・マスターカード」に「ANA PiTaPaカード」を紐付け方式で発行。航空、鉄道、バスのシームレス化による利便性の向上を図る。

 ANA PiTaPaカードは専用のオリジナルデザインカードの発行を検討。そのほか、ANA VISA・マスターカードのANAマイレージクラブ(AMC)とPiTaPaのショッピング利用で貯まる「ショップdeポイント」の相互交換を行い、「マイルを貯めて、電車に乗る」というスキームの実現を目指す。
 また、PiTaPaカード、およびクレジット機能なしのAMCを保有する場合、ショップdeポイントをAMCのマイルに交換可能。さらに、今回業務提携した3社は、関西国際空港、大阪国際空港、神戸空港などでのPiTaPaの利便向上を目指し、加盟店の拡大を進める。