QF、成田/ケアンズ間をAOに来年中旬に移管、AOの福岡線は運休
カンタス航空(QF)はオーストラリア航空(AO)に2006年中旬を目処に、成田/ケアンズ線を移管、AOは同路線をダブルデイリーで運航する。現在、QFの成田/ケアンズ間は東京発でQF60便、QF168便を運航しており、これをAOが運航することとなる。QF日本支社によると、現在の成田発のオーストラリア線では「最もロードファクターの良い路線」というが、ビジネスクラス利用の旅客が少ない。このことから、エコノミークラスの座席供給を多くできるAOが運航することで、利益面についても配慮した施策のようだ。
なお、AOが利用する機材はボーイング767-300型機となる予定で、プレミアムエコノミーを搭載した機材で266席となる予定だ。これにより、成田/ケアンズ線の供給座席数は週あたり500席以上の増加となる。
この施策に伴い、AOはB767-300型機の6機目を2006年中旬に予定。また、AOはこの機材に「プレミアムエコノミー」クラスを導入。AOが現在運航する機材はモノクラスで271席だが、新機材ではプレミアムエコノミー28席、エコノミークラス238席の合計266席となる。AOのプレミアムエコノミーはシートピッチ、座席幅が拡大するほか、リクライニングの角度もより傾斜するものとなる。なお、機内食などはエコノミークラスと同等のものとなる予定だ。
一方、AOは福岡/ケアンズ線の週3便について、来年3月末で運休する。QFでは「搭乗率は時期により、需要の差はあるが、修学旅行などで利用するケースもあった」としているが、大きくはQF、またはAOのグループとしての戦略が大きい模様。需要としても平準化して集めることが出来たわけでは無いようだ。
なお、AOが利用する機材はボーイング767-300型機となる予定で、プレミアムエコノミーを搭載した機材で266席となる予定だ。これにより、成田/ケアンズ線の供給座席数は週あたり500席以上の増加となる。
この施策に伴い、AOはB767-300型機の6機目を2006年中旬に予定。また、AOはこの機材に「プレミアムエコノミー」クラスを導入。AOが現在運航する機材はモノクラスで271席だが、新機材ではプレミアムエコノミー28席、エコノミークラス238席の合計266席となる。AOのプレミアムエコノミーはシートピッチ、座席幅が拡大するほか、リクライニングの角度もより傾斜するものとなる。なお、機内食などはエコノミークラスと同等のものとなる予定だ。
一方、AOは福岡/ケアンズ線の週3便について、来年3月末で運休する。QFでは「搭乗率は時期により、需要の差はあるが、修学旅行などで利用するケースもあった」としているが、大きくはQF、またはAOのグループとしての戦略が大きい模様。需要としても平準化して集めることが出来たわけでは無いようだ。