JAL、6月の国際線旅客実績は2.2%増、中国の減少歯止めも弱含み

  • 2005年8月3日
 JALグループの6月の国際線旅客は日本航空インターナショナル(JL)、日本アジア航空(EG)、JALウェイズ(JO)をあわせ、前年比2.2%増の119万3985人、利用率は0.3ポイント増の70.2%であった。路線別の旅客数は7.0%増となった欧州線、6.6%増の韓国線、4.2%増の東南アジア線などが順調。一方、中国線は先月の13.0%減から持ち直したものの、8.1%減の11万7867人と依然として弱含みが続いている状況だ。国内線は前月の前年比減から持ち直し、1.8%増の353万698人、利用率は62.2%であった。
 なお、国際線の方面別旅客数、利用率は下記の通り。

▽路線/旅客数(前年比)/利用率(前年比)
太平洋線/299167人(1.6%増)/ 82.8%(2.6ポイント減)
欧州線/145765人(7.0%増)/73.1%(2.5ポイント増)
東南アジア線/365811人(4.2%増)/58.1%(1.1ポイント増)
オセアニア線/56837人(2.1%増)/63.6%(2.9ポイント増)
グアム・サイパン線/84322人(1.4%減)/74.4%(6.1ポイント増)
韓国線/124216人(6.6%増)/65.5%(3.4ポイント減)
中国線/117867人(8.1%減)/45.7%(3.4ポイント減)
合計/1193985人(2.2%増)/70.2%(0.3ポイント増)